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『パパのいうことを聞きなさい!』感想:小鳥遊美羽の存在意義とは

2012年03月30日 11:25

 『パパのいうことを聞きなさい!』(以下、『パイコキ』)の最終回がありました。結局池袋に戻るなら最初からそうしとけなどと誰しもが突っ込みを入れたくなる展開でしたが、結構子育ての苦労が描かれていたとは思います。三姉妹のうち、ひなはもちろん子育ての大変さを表現するため、空は天然ビッチという、両者とも分かりやすい役割が与えられていたわけですが、それでは美羽の存在意義とは何だったんでしょう?
 美羽は祐太の家に引越した当初こそ、ひなと一緒に壁に落書きをしたりしていましたが、基本的に美羽はできる子として描かれています。できる子というのはマンガやアニメの中ではなかなか厄介な存在でして、できるがゆえにハプニングが起こらないので、作中の話題に繋がらないのです。例えば『ドラえもん』の出木杉は知名度の割に登場回数は今ひとつで『のび太の大魔境』なんかではオープニングにヘビースモーカーズフォレストの話をのび太にしているのに結局アフリカの旅には誘ってもらえませんでしたし、『けいおん!』でも憂ちゃんは結局軽音部には入りませんでした。
 物語をつまらなくする恐れのある「できる子」の美羽の役割とは何だったのでしょう?いっその事ひなと空の2人だけでも物語は成立したのでしょうか?

 結論から言うと、美羽は便所と生理という3人の中でも最も重要な地位を与えられたのです。

 祐太の家に引っ越した当初、4人で住むにあたって女性が便所を使用した後、祐太は1時間使用禁止というルールが真っ先に作られました。このルール、幼いひなと天然ビッチな空では絶対にできていません。飲食店の覆面調査員が必ず便所をチェックするように、便所とは生活空間の基本中の基本であります。便所を描くアニメは良作ということは昨年の『放浪息子』、『戦国乙女』で証明されました。『パイコキ』は『戦国乙女』同様、いきなり生活スタイルが変わるわけですから、スタッフが良作にしようと思えば自然と便所の話が最初に出てくるわけです。この時に空なんかが便所のルールを言い出すと非常に不自然な訳です。(すなわち、美羽の「デリカシーなさすぎ」は実は空のことも指しているわけですね。美羽ちゃん黒い子)

 生理についても同じです。やはり年頃の男女の同居生活をリアルに描くためには女性は生理を知られないようにする必要があります。空が一生懸命隠した所で、天然ビッチなので祐太に速攻で見つかります。そこで、年齢的には5年生でまだ早いながらも美羽に生理が来ている必要があった訳です。当初、『シンシアニメ』第2号で書いた初潮確率論の式では、美羽が生理来ている確率は10%くらいしかなく、佐古先輩が空はおばさんで美羽は天使扱いしていたこともあり生理来ていないと思っていました(少し話が逸れますが、美羽が生理来ていたため、佐古先輩の天使は生理基準ではなく年齢基準のようです)。しかし、便所問題同様、空は年上の分、生理自体を隠すことはできても、物的証拠(生理用品)を隠せないので、美羽も生理来ている必要があったわけです。

 そんな美羽がラストシーンでこれまで見せたことのない満面の笑みを放尿の瞬間に見せたとき、美羽はトイレの女神様であると確信いたしました。『パイコキ』という作品の中で最も重要なキャラクターだったのは言うまでもありません。だからオープニングが声優3人ではなくキタエリオンリーだったんですね。
 それにしても便所はまだしも、5年生で早くも生理が来ていることをここまで論理的に持ってきたスタッフには脱帽です。空の天然ビッチもたまには役立つようですね。もう『シンシアニメ』3号の表紙は美羽しか考えられません。

 以上、「『パイコキ』では美羽一択だろJK、ひなとかありえん。」のステマでした。
放尿中の美羽
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