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原作厨から見る『神様のメモ帳』1話【ネタバレあり】

2011年07月13日 00:34

 私のまわりやインターネット上の評価を見る限り、なかなか賛否両論の『神様のメモ帳』1話(60分スペシャル)ですが、原作を読んでいる(今日の時点で4巻まで)私なりに感想を述べたいと思います。ネタバレしますのでご注意を。


 わざわざ原作厨の観点を持ってくるということは、1話は原作とは違うわけです。正確に言うと、次回予告が2巻の内容だったので、1巻を丸ごと飛ばしたわけです。ライトノベル原作のアニメで1巻の内容を飛ばすなど前代未聞ではないかと思いわざわざ日記にしたわけです。

 肝心の1巻の内容ですが、後輩に貸していて手元に無いので若干間違っているかもしれないのはご容赦ください。
 彩夏には高校を中退してニートな兄がいて、しばらく連絡がつかない状態でした。鳴海がたまたま彩夏兄に会うのですが、彼はエンジェル・フィックスという覚醒剤中毒になっていました。エンジェル・フィックスは植物由来の覚醒剤で、彩夏は園芸部の温室で覚醒剤の原料とは知らず育てていたのでした。それを知った彩夏は学校の屋上から飛び降り、病院に運ばれますが意識不明のままです。鳴海はアリスに彩夏が飛び降りた理由を突き止める依頼を出し、エンジェル・フィックスの売人を突き止めることに。なかなか手がかりがつかめないのですが、ついにエンジェル・フィックスは感覚を敏感にする作用があり、中毒者は売人が出す微小な音楽を聞き分けていることを突き止めます。しかし、常人には聞き取れない音量なので、鳴海自らエンジェル・フィックスを服用し売人を捉えました。ちなみに1巻のラストでも彩夏の意識は戻りません。


 ざっとこんな感じです。私のまわりでアニメ1話でも充分暗めの話題だったと言う感想を話した人がいましたが、原作厨としてはやはりアニメはぬるいと言わざるを得ないんですよね。SF、ファンタジー、萌えが全面に押し出されるライトノベルの世界において、『神様のメモ帳』は(物語として誇張されているとはいえ)現実味のあるダークさを持ち合わせている異質な作品で、アニメではそこをぜひとも表現してほしかった。
 
 さらに原作とアニメの違いはおそらく1話だけにとどまりません。次回予告で2話からは2巻の内容をするので特に問題ないのですが、それ以降はまたアニメオリジナルの展開になる気がするからです。2巻の終わりで彩夏は意識は戻っても記憶喪失になるのですが、アニメでは記憶は万全のままですし、3巻の内容は1巻を踏まえないといけないのでまたオリジナルが挿まれる可能性が高いと思います。


 おそらく覚醒剤が絡んでいる(それも犯人探しのためとはいえ主人公の高校生が服用する)というのがテレビ的にアウトだから逃げてしまったという印象が強いです。私が個人的に暗い話や重い話を好んでいると言うだけかもしれませんが、せっかく他のライトノベルにない特徴を有しているのですから逃げずに表現してほしかったなと思ってしまうのです。

 アニメも充分よい出来だと思います。いや、だからこそそう思ってしまうのかも・・・
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